
金美齢さんの講演に引き続き・・・? あれ?ふみこさん?!
そうなんです、昨日白浜の「古賀の井ベイホテル」で開かれた
和歌山県下の商工会議所の経営指導員の講演を頼まれたふみこさん。
「私の方が聞かせてもらう立場やのに…」とお断りしていたのですが、
是非に!!とお世話になっている商工会の方に頼まれて、お話する事に。
折角なのでkouome、カメラを持って後からこっそり行って来ました!
前日にスタッフ皆が「社長、大丈夫?考えてる?」と心配するのに対し、
「でもねぇ 言うことを考えておくと、思いだすのが大変やし…」
とやっぱりぶっつけ本番のふみこさん。
しかも、koumeが一足遅れてホテルに着くと、講演直前だというのに
喫茶店で優雅にコーヒーを飲み、サンドイッチを食べているではないですか(☆∀☆)

和歌山の公立名門高校、桐蔭高校を卒業してから紀陽銀行本店に勤め、
有田のうどん屋に嫁いでから、毎日朝から晩まで大きな黒いゴムのエプロンを巻き、うどん場で働いてきた事。
梅干屋のきっかけになった、<梅うどん>を試行錯誤の末、増田製粉様や、中田食品様のお力をお借りし、
何年もかけて作り上げた事。ですが当時は中々売れず、でも1件1件を自分で箱バンで回り、売り歩いた事。
その熱意を認めてもらい、初めて店頭に置いてもらえた事の嬉しさ。
そしてもっとこの商品を世に出していく為の日々の努力。
主婦として台所に立つ事の楽しさや、その中で色んなアイデアがひらめき、今まで何百もの商品を作りあげたこと。
お商売をしていく中で、常に感謝の気持ちを忘れない事。そして人と人とのつながりの大切さ。
今は亡き母からの言葉、働きながら、どんなに忙しくても
「子供の手は離しても目は離すな。」という思いで子育てしてきたことや、「らしさ」と言う言葉が好きな事等。
こんなに大勢の人の前で講演するのが初めてとは思えないほど、
多少緊張しながらも、たまには皆を笑わせながら、ふみこさんの1時間の講演は終わりました。
私はやはり娘なので、聞きながらちょっと涙したりしちゃいましたが(元来、涙もろいのです)、
ふみこさんの娘として、小さい頃からその働く姿を見てきた事や、
どんな時にも諦めないそのファイトと意欲。
周りの皆様が、ふみこさんだからこそ応援してくれるその人徳や、
なぜかどんなどしゃぶりでも晴れにしてしまう、怖ろしいほどの晴れ女ぶり!!(←マジです)
どんな時も明るく、楽しく笑っていられる強さに頭が下がる思いです。
ちなみに今回頂いた講演費で、ふみこさんはスタッフ全員に
うめたまごを買って配ってくれるそう。
「私はしゃべっただけやから、みんなに配ったらいいんよ。」
こんなきっぷの良さもふみこさんの持ち味の一つ。
これからもふみこ農園と私達スタッフ一同をどんどん引っ張って行ってくださいね!